ラムダッシュの洗浄液に代用できるものまとめ!コスパの良い商品を紹介

パナソニックのラムダッシュ専用洗浄液のランニングコストや、使っているうちに発生する特有の臭いに悩んでいませんか?ラムダッシュ洗浄液の価格は決して安くなく、定期的な出費は避けたいところです。代用品で安く済むならそれが一番ですよね。
この記事ではラムダッシュ洗浄液の代用になる様々な選択肢を紹介します。記事を読めばラムダッシュを清潔に使い続ける方法がわかります。
- ラムダッシュ洗浄液の代用品になる具体的な選択肢
- メーカーが公式に推奨している洗浄方法
- 代用品を使う際のメリットと注意点
- 純正品と代用品のコストパフォーマンスの違い
ラムダッシュ洗浄液の代用品を探す理由

ラムダッシュの洗浄液の代用品を探す理由について以下の内容を解説します。
- ラムダッシュの洗浄液は地味に高い
- 純正の洗浄液が臭い
- 洗浄液はいらないという意見も
ラムダッシュの洗浄液は地味に高い
ラムダッシュの純正洗浄液は、シェーバーの性能を最適に保つために設計されていますが、継続して使用するにはコストがかかります。
ラムダッシュ用の6個入りの洗浄液「ES-4L06A」は、オンラインストアで1,500円前後で販売されていることが多く、1つの洗浄液で約30日間使用できるとされています。1日1回使用する場合、年間で約3,000円のコストがかかる計算になります。
ネットの評判を見てみると2週間前後で洗浄液が臭くなったとの意見も見受けられました。二週間で交換するとなると年間のコストは6,000円にまで跳ね上がります。
毎日使うものだからこそ、このランニングコストを少しでも抑えたいと考える人は多いです。シェーバー本体の価格も決して安くはないため、維持費を節約したいというニーズから、より安価な代替品を探すユーザーが後を絶ちません。
純正の洗浄液が臭い

純正洗浄液のもう一つの課題は、使用開始から10日~2週間ほどで不快な臭いが発生しやすい点です。メーカーの説明では約1ヶ月持つとされていますが、実際には多くの方が短い期間で臭いの変化を感じています。
純正洗浄液にはブラウンの洗浄液と異なり、アルコール成分が含まれていないことが臭いの原因です。アルコールが持つ強力な殺菌作用がないために、刃に付着した皮脂やヒゲくずをエサにして雑菌が繁殖し、腐敗臭のような臭いを発生させてしまうのです。
湿度や気温が高くなる夏場は雑菌の活動が活発になるため、臭いの問題はさらに深刻化します。爽やかな朝のシェービングタイムが悪臭で台無しになる経験は、多くのラムダッシュユーザーが共感する悩みと言えるでしょう。
洗浄液はいらないという意見も
コストや臭いの問題から、「そもそも洗浄液は本当に必要なのか?」と疑問に思い、洗浄液の使用をやめてしまう方もいます。毎回水洗いだけ、あるいは洗浄機を水だけで稼働させているというケースです。
ラムダッシュは水洗い可能なモデルがほとんどであり、使用後に水洗いするだけでもヒゲくずの多くは洗い流せます。しかし、水だけでは刃にこびりついた皮脂汚れを完全に除去することは困難です。
皮脂汚れが残ったままの刃は雑菌の温床になるだけでなく、刃の表面の滑りを悪くし、モーターに負担をかけてしまいます。その結果、剃り味が悪化して深剃りができなくなったり、肌へのダメージが増えたり、シェーバー本体の寿命を縮めたりする原因にもなりかねません。
したがって、シェーバーの性能を維持し、衛生的に使い続けるためには、水洗いだけでなく、洗浄成分による定期的なメンテナンスが大切になります。パナソニック公式はハンドソープでの洗浄も推奨しています。
ラムダッシュの洗浄液:おすすめの代用品

ここからは具体的な代用品ついて紹介していきます。
- 「クリンニュ」で代用可能
- アルコール洗浄の除菌効果と注意点
- 無水エタノールや重曹で自作する方法
「クリンニュ」で代用可能
コストを抑えつつ高い洗浄効果を求めるユーザーの間で人気なのが、ブラウンのシェーバー洗浄機用に販売されている互換洗浄液「Cleanu(クリンニュ)」です。
この製品は「ブラウン用」と記載されていますが、主成分がアルコールであるため、パナソニックのラムダッシュでも問題なく使用できます。1リットルの大容量ボトルで販売されており、純正品に比べて圧倒的にコストパフォーマンスが高いのが最大の魅力です。
クリンニュの使い方と効果
クリンニュをラムダッシュの洗浄機で使う場合、洗浄液を入れるカップにクリンニュと水を1:1の割合で混ぜる方法がおすすめです。アルコールの強力な除菌・洗浄力により、純正品で問題になりがちだった雑菌の繁殖と悪臭の発生を長期間抑制できます。
メリットとデメリット
最大のメリットは、その経済性と防臭効果の高さです。一度購入すれば1年以上持つことも珍しくなく、年間のランニングコストを劇的に削減できます。
デメリットとしては製品自体がレモンの香りをうたっているものの、実際にはアルコールの匂いが強い点が挙げられます。純正品のような爽やかな香りを求める場合は、純正品を使うのがおすすめです。1リットルのボトルは保管に場所を取る点も考慮しておくと良いでしょう。
項目 | 純正品のみ | クリンニュ (クリンニュ+水) |
1ヶ月あたりのコスト | 約 ¥247 | 約 ¥135 |
年間コスト | 約 ¥2,960 | 約 ¥1,620 |
メリット | ・メーカー保証で安心 ・交換が手軽 ・爽やかな香り | ・コストを大幅に抑えられる ・長期間、臭いが発生しにくい |
デメリット | ・コストが高い ・10日~2週間で臭いが出やすい | ・アルコール臭が強い ・自身で希釈する手間がかかる ・メーカー保証対象外 |
※クリンニュのコストは、洗浄機のタンク容量を約150mlと想定し、水と1:1で希釈(クリンニュ75ml/回)して30日ごとに交換した場合で算出しています。
※上記はあくまで目安の金額です。使用頻度や使い方、購入場所によってコストは変動します。
アルコール洗浄の除菌効果と注意点

クリンニュのような互換洗浄液が効果を発揮する理由は、その主成分であるアルコールにあります。アルコール洗浄には、水洗いだけでは得られない多くのメリットがあります。
アルコール洗浄の仕組みとメリット
アルコール(エタノール)には細菌の細胞膜を破壊し、タンパク質を変性させることでにおいを無力化する強力な殺菌・除菌作用があります。これにより、シェーバーの刃に付着した雑菌の繁殖を効果的に防ぎ、不快な臭いの発生を元から断つことが可能です。
アルコールは油分を分解する性質も持っています。刃にこびりついた皮脂汚れをしっかりと溶かして除去するため、刃の滑りが良くなり、新品のようなスムーズな剃り心地を長く維持できます。
結果として、肌への負担が減り、シェーバー本体の寿命を延ばすことにも繋がります。
使用上の注意点
多くのメリットがあるアルコール洗浄ですが、いくつかの注意点も存在します。まず、アルコールは揮発性が高く引火しやすいため、火の気の近くでの保管や使用は絶対に避けてください。
アルコール濃度が高い洗浄液は、敏感肌の方にとっては刺激になる可能性があります。使用後に肌の赤みやかゆみを感じる場合は、使用を中止するか、水で薄める割合を調整するなどの対策が考えられます。
いずれにせよ、互換品や自作品の使用はメーカーの保証対象外となるため、あくまで自己責任の範囲で行うことが前提となります。
無水エタノールや重曹で自作する方法
薬局などで手に入る材料を使って洗浄液を自作する方法もあります。代表的なのは「無水エタノール」や「重曹」を使う方法です。
無水エタノールを使った自作方法
無水エタノールを水で70~80%程度の濃度に薄めることで、殺菌効果の高いアルコール洗浄液を作ることができます。
- スプレーボトルなどに、無水エタノールと精製水(または水道水)を8:2の割合で入れる。
- シェーバーの刃に吹きかけ、数秒間作動させる。
- 水でよくすすぎ、完全に乾燥させる。
この方法は高い除菌効果が期待できますが、アルコールの取り扱いや肌への刺激には十分な注意が必要です。
重曹を使った自作方法
重曹は弱アルカリ性で、皮脂などの酸性の汚れを中和して落とす効果があります。また、消臭効果も期待できます。
- ぬるま湯400ccに対し、重曹小さじ1杯を溶かす。
- 分解した内刃と外刃を数分間つけ置きする。
- 水でよくすすぎ、完全に乾燥させる。
重曹は肌に比較的優しいとされていますが、洗浄力はアルコールに劣る場合があります。どちらの方法も非常に安価ですが、シェーバーの潤滑成分は含まれていないため、洗浄・乾燥後に別途シェーバーオイルを塗布することが、刃を長持ちさせるための鍵となります。
洗浄液を自作する方法は手間がかかるため、やはりクリンニュを使った代用方法が一番おすすめです。
ラムダッシュの洗浄機を使わない場合の洗い方

ここからはメーカーが公式に案内している方法や、その他の洗浄方法について解説します。
- 【公式が推奨】ハンドソープでの洗浄
- 食器用洗剤は使える?
- 洗浄機を水だけで使うリスク
【公式が推奨】ハンドソープでの洗浄
パナソニックはラムダッシュの公式サイトでハンドソープを使った手洗い方法を推奨しています。これは、追加のコストをほとんどかけずに実践できる、最も手軽で安心なメンテナンス方法です。
正しい洗浄手順
- シェーバーの外刃を外してハンドソープを少量つける(液体タイプ推奨)
- 少量の水を加えてスイッチを入れて洗浄モード(または通常モードで数秒間)で作動させる
- 泡が出てきたら一度電源を切る
- 外刃フレームを本体に取り付けたまま洗い流す
- 外刃フレームを外して内刃と外刃を再度流水でよくすすぐ
- タオルなどで水滴を拭き取って乾燥させる
- 乾燥後、専用のシェーバーオイルを塗布する
殺菌成分が含まれている薬用ハンドソープを使えば、より衛生的に保つことができます。この手入れを毎回行うことで、洗浄機がなくてもシェーバーを良いコンディションに維持することが可能です。
食器用洗剤は使える?

ハンドソープと同様に家庭にある食器用洗剤もシェーバーの洗浄に使用できます。特に、油汚れに強い食器用洗剤は、刃に付着した頑固な皮脂汚れを落とすのに効果的です。
ただし、使用する際はいくつか注意が必要です。まず、研磨剤などが含まれていない、肌への刺激が少ない「中性」の食器用洗剤を選んでください。アルカリ性の洗剤は、部品の劣化や肌荒れの原因になる可能性があります。
洗浄方法はハンドソープの場合と同様ですが、洗剤の成分が肌に残らないよう、すすぎはより念入りに行うことが大切です。つけ置き洗いをする場合は、水で10倍程度に薄めた洗浄液に一晩浸し、翌日によくすすいで乾燥させると、臭いや汚れがリセットされやすくなります。
洗浄機を水だけで使うリスク
洗浄機を水だけで使用することは推奨されません。洗浄液を使わずに水だけで洗浄サイクルを繰り返すことには以下のリスクがあります。
- 皮脂汚れが落としきれない
- 洗浄液の潤滑作用を得られない
- 蓄積した汚れが故障の原因になる
皮脂汚れが落としきれない
シェーバーを水だけで洗うと皮脂汚れが落としきれずに刃や洗浄機内部に蓄積していきます。この汚れが雑菌の温床となり、悪臭を放つ原因となります。せっかく洗浄機を使っていても、かえって不衛生な状態になりかねません。
洗浄液の潤滑作用を得られない
純正の洗浄液には刃を滑らかに保つための潤滑成分が含まれています。水だけでは潤滑作用が得られないため、刃の摩耗が早まり、切れ味の低下やモーターへの負担増大に繋がります。
蓄積した汚れが故障の原因になる
蓄積した汚れや水垢が洗浄機のノズル詰まりなどを引き起こし、洗浄機自体の故障に繋がる可能性も否定できません。洗浄機の性能を最大限に活かし、長く使い続けるためには、適切な洗浄液を使用することが不可欠です。
ラムダッシュの洗浄液の代用品:まとめ

この記事ではコストと臭いが課題のラムダッシュ洗浄液について、様々な代用品を解説しました。公式推奨のハンドソープから、経済的な互換品「クリンニュ」、自作方法まで選択肢は多様です。
各方法の利点と注意点を踏まえ、ご自身に最適なメンテナンスで快適なシェービングを続けてください。
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- ラムダッシュ純正洗浄液はコストが高めに設定されている
- 純正品はアルコールを含まず臭いが発生しやすいという意見がある
- 洗浄を怠ると切れ味が落ち肌トラブルの原因になりうる
- 洗浄液が不要という意見もあるが定期的な手入れは不可欠
- コスト削減と消臭効果で互換洗浄液が注目されている
- ブラウン互換のクリンニュはラムダッシュでも利用可能
- アルコール洗浄は高い除菌力でシェーバーを清潔に保つ
- 互換品や自作洗浄液の使用はメーカー保証対象外となる
- 無水エタノールや重曹で洗浄液を安価に自作もできる
- 自作の場合は希釈割合や火気の取り扱いに注意が必要
- パナソニック公式はハンドソープでの手洗いを推奨している
- ハンドソープは液体タイプを選ぶのが洗浄のポイント
- 中性の食器用洗剤も代用できるがすすぎは念入りに行う
- 洗浄機を水だけで使うと汚れが蓄積し故障のリスクがある
- 自分に合った方法で定期的なメンテナンスを続けることが大切


