- 自転車のペダルについて知りたい!
- ビンディングペダルとフラットペダル、どっちにしようか悩んでいる
- グラベルロードにはどっちがいい?
こんな方にオススメの記事になります。
この記事の内容
- フラットペダルのメリット・デメリット
- ビンディングペダルのメリット・デメリット
- グラベルロードにオススメなのは?
自転車のペダルは大きく分けて「フラットペダル」と「ビンディングペダル」の2種類です。
両方にメリット・デメリットがあり、自分がどんなスタイルを目指すかによって選ぶべきペダルが変わってきます。
この記事で両方の特徴を理解して、自分にあったペダルを選んでいきましょう。
オススメのペダルを紹介している記事はコチラ↓
フラットペダルのメリット
フラットペダルとは足を乗せるだけのよく見る普通のペダルです。
どんな人にも扱いやすい万能なペダルともいえます。
そんなフラットペダルのメリットはこちら↓
【フラットペダルのメリット】
- 足が自由なので安全&気軽
- 好きな靴で乗れる
順番に見ていきましょう。
足が自由なので安全&気軽
フラットペダルはビンディングペダルと違い足が固定されません。
とっさにブレーキをかけても足がフリーなので安心感があります。
停車→発進を繰り返すことが多い街乗り・ポタリングの時はフラットペダルが使いやすいです。
好きな靴で乗れる
フラットペダルは靴を選びません。
ビンディングペダルの専用シューズは歩行に向いてないので歩きづらいですが、フラットペダルならどんな靴でも大丈夫なので様々な場面に対応できます。
例)気になったお店に立ち寄りたい・通勤・通学 など
フラットペダルのデメリット
【フラットペダルのデメリット】
- ビンディングペダルと比べると長距離がきつい
- 滑りやすい
フラットペダルは万能なので特に大きなデメリットはありませんが、あえて挙げるとしたらこの2つです。
ビンディングペダルと比べると長距離がきつい
長い距離を走るロングライドをスピードにこだわって走るなら、フラットペダルでは少し物足りないかもしれません。
後述しますがビンディングペダルはより少ない力でペダルを回すことができるので長距離をかなり楽に走ることができます。
滑りやすい
足が固定されていないので雨天時など足の裏が濡れている状況では滑りやすくなってしまいます。
- 表面積が広めのモノを選ぶ
- 滑りにくい加工がされているモノを選ぶ
このような工夫で対策することができます。
ビンディングペダルのメリット
出典:楽天市場
ビンディングペダルとはクリートという固定具がついた専用シューズとペダルを固定することができるペダルのことです。
足が固定されることによってペダリングの際に足を引き上げる動作(引き足)も回す力に変えれるので楽に走行することができます。
ビンディングペダルのメリットはこの通り。
【ビンディングペダルのメリット】
- 引き足の力で長距離・坂道が楽になる
- 足がズレない
引き足の力で長距離・坂道が楽になる
ビンディングペダルの最大のメリットはやはり引き足が使えるようになるということです。
ペダルを「踏む力」+「引き上げる力」で回すことができるのでパワーが上がり、足への負荷が軽くなります。
引き足のおかげで
- 長距離・坂道が楽に走れるようになる
- 加速が楽になる
このような恩恵があります。
足がズレない
雨天時など滑りやすい状況でもシューズとペダルが固定されるので、走行中にペダルを踏み外すことがありません。
力がかけやすい位置で固定されるので、常に効率の良いペダリングを行うことができます。
ビンディングペダルのデメリット
【ビンディングペダルのデメリット】
- 立ちごけのリスクがある
- 気軽な気持ちで自転車に乗れなくなる
立ちごけのリスクがある
停車の際にシューズとビンディングペダルをうまく外すことができずに、足が地面につかないまま転んでしまうことを「立ちごけ」と言います。
とっさに外そうと思ってもペダルを外す動作に慣れないうちは転倒のリスクが高いです。
最悪骨折してしまうこともあるようなのでビンディングペダルを使う時にはうまく外す練習が必須になります。
気軽な気持ちで自転車に乗れなくなる
ビンディングペダルは
- 信号が多い場所ではクリートの着脱が多く、ストレスになる
- 専用シューズだと歩きにくい
このような理由からポタリング・街乗りのような乗り方は向いてません。
散歩感覚で自転車に乗るというよりは「トレーニングで長距離を走る」ような使い方になるので、フラットペダルのような気軽さはありません。
グラベルロードにはフラットペダルがオススメ
【フラットペダルはこんな人にオススメ!】
- ポタリングを楽しみたい
- 気楽に自転車に乗りたい
- 通勤・通学にも使用する
ポタリングなどの使い方が多いグラベルロードではフラットペダルの方がオススメになります。
自転車の乗り降りが楽なので通勤・通学にも使いやすいですし、ポタリング中に気になったお店に立ち寄りたい時もフラットペダルなら簡単です。
逆にビンディングペダルが向いている人はこちら↓
【ビンディングペダルはこんな人にオススメ!】
- ロングライドをメインで走りたい
- 長距離のタイムを縮めたい
- レースに出場してみたい
ビンディングペダルとフラットペダルでは用途が全く違うので、自分の自転車でどんなことがしたいのかを考えてペダル選びましょう!
まとめ:自分にあったペダルを選ぼう
両方のメリット・デメリットを見てみると使い方が全く違うということがわかります。
どっちも持っておいてその日の気分で付け替えるというのも全然ありなので、状況によって使い分けてみると自転車の楽しみ方の幅が広がります。
今回の記事が参考になれば嬉しいです!