- グラベルロードのハンドルって普通のとなにが違うの?
- グラベルロードのハンドルの特徴が知りたい!
こんな方向けの記事になります。
この記事では
- ドロップハンドル各部の名称
- グラベルロード用ハンドルの特徴
について解説しています。
グラベルロードのハンドルとロードバイクに使われているハンドルとでは、パッと見では似ていますが実はその性能は全く違います。
今回はそんなグラベルロードのハンドルについて、特徴をまとめてきました!
最初に覚えたい:ハンドル各部の名称
ハンドルは握る場所(ポジション)によって名前があります。
様々な握り方ができるのもドロップハンドルの特徴です。
上の画像を参考に軽く解説していきましょう。
ブラケット
ブラケットポジションはドロップハンドルの自転車における基本ポジションで最も安定感のある握り方になります。
ブレーキも握りやすくシフトチェンジもしやすいので乗車中は基本的にこのポジションでいることが多いです。
フラット
ハンドルの中で一番手前のまっすぐな部分です。
ここを握ることで上体が起き上がり前傾姿勢のときよりも楽な姿勢を取ることができます。
少し姿勢を変えたいときなどにおすすめのポジションです。
しかしブレーキから少し遠くなるので、平坦な道でゆったり走れる時だけにしておきましょう。
ショルダー
フラットとブラケットの真ん中くらいのカーブしている部分です。
基本的にはフラットと同じで姿勢を変えたい時に便利なポジションです。
フラットのときよりも若干ハンドルが遠くなり、腕が開く感じになります。
フラットよりブレーキは近くなりますが、やはりスピードが出てない時の方が安全です。
下ハンドル
ドロップハンドルで一番特徴的な形をしている部分ですね。
一番前傾姿勢が取れるポジションで、今まで見てきたどのポジションよりも力が入ります。
- 未舗装路を走る時
- 一気に加速したい時
などに使うことが多いです。
オフロードをガンガン走る人以外は、気分転換にちょっと握ってみるくらいが丁度いいと思います。
ちなみにこちらの画像を御覧ください。
下ハンドルの奥行きを「リーチ」、高さを「ドロップ」と呼びます。
合わせて覚えておきましょう。
グラベルロードハンドルの特徴
ここからはグラベルロードハンドルの特徴を解説していきます。
普通のハンドルとの違いも解説していますのでぜひ参考にしてください。
特徴① ハンドル幅が広い
最初の方にも軽く触れましたが、グラベルロードのハンドルは通常より幅が広く設計されています。
これは未舗装路でも安定感のある走りをするためですね。
砂利道だとハンドルが地面にとられがちですが、幅が広いことによってしっかりと制御することができます。
さらにハンドリングもしやすくなるので荷物を積んでの走行も安定して走れるのでグラベルロードと相性抜群です。
さらにハンドルバーバッグを選ぶ時も、幅が広いことによって大体は取り付けれると思います。
特徴② フレア形状で安定感UP
グラベルロードは「フレアハンドル」がよく使われています。
フレアハンドルとは正面から見たときに下ハンドルがハの字に広がっているハンドルのことです。
これが採用されている理由はやはり未舗装路での安定感、コントロールのしやすさです。
砂利道がきつい道ではフレアハンドルの下ハンドルを持つことで安定感がUPします。
ちなみにフレアハンドルの開く角度のことを「フレア角」と言います。
ロードバイクのハンドルとの違い
一般的なロードバイクハンドルとは空気抵抗の違いがあります。
ロードバイクとはより早く走ることを目的とした自転車なので、肩幅くらいのハンドルを使用しより空気抵抗を減らすような工夫がされています。
一方グラベルロードはというと、スピードではなく安定感重視なのでそこらへんは好みが分かれるポイントですね。
まとめ:見た目で選ぶのもあり
- ドロップハンドルには握る場所によって名前がある
- グラベルハンドルは安定感を出すために幅が広くなっている
- フレア形状で未舗装路の安定感抜群!
最後にハンドルの選び方ですがグラベルロードはそこまでスピードを求めていない、自由度高めな自転車なので単純に見た目の好みで選ぶのもいいと思います。
結局自分がカッコいいと思ったカスタムで自転車に乗りたいですよね。
グラベルロードのハンドルには結構見た目が特徴的なものもあるので、ながめているだけでもワクワクしてきます。
おすすめのハンドルについてはまた別の記事で書いてますので参考にしてください!
今回の記事が参考になれば嬉しいです!